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ベルリンから人生敗者復活戦。

ワーキングホリデーの失敗談を綴る。その失敗の過程と、失敗から出直す、敗者復活戦の過程も勝手に配信する。

ドイツで就職が決まったら!入社前に確認しておきたかったこと、考えておくべきこと

長〜い冬が終わって、やっと春の訪れを感じるようになりました。(気候的にも精神的にも。) 早くティアガーデンのビアガーデンに行きたいです。

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2月に入社してから早くも1ヶ月半も過ぎました。本当にあっという間でしたー!!就職してからの金銭的な不安が消えたこと、また今後のビザの可能性が見えたこと、そこから一気に「生活を楽しむ余裕」が持てまして、この1ヶ月は特に「仕事をしながらドイツ生活をどれだけ楽しむか!」そこに全力を注いでいたと思います。御陰様でベルリン国際映画祭を観客として100%堪能出来ましたし、更には平日でも友人と映画や食事に行ったり、THE ONEという素敵なSHOWまで観に行ったりと、前職では実現出来なかった「ワークライフバランス」を有り難く噛み締めていました。ブログの内容も当初の「敗者復活戦」らしい「就職の過程」から、一気に「ベルリンわーい!」な遊び中心の内容に偏ってきていましたので、ここで再度このブログの本筋に戻って「ベルリンで就活」らしい、仕事に関する振り返りをしたいと思います。テーマは「入社前に確認しておきたかったこと、考えておくべきこと」です。

 

入社前日に焦った!「ご挨拶の菓子折りって必要かしら。。。?」

まず、入社前日に私はドイツ人の友人とパンプキンケーキを焼いておりました。(実際には厚さ2cmのブラウニーのようなものに仕上がりましたが)そして「納税番号が分からない!」とパニックに陥っておりましたが、同じ外国籍であるルクセンブルグ人の友人にアドバイスを貰ったり、月曜日に税務署に駆け込む計画を立てたりなりと何とか対応していたのです。メインがそちらのパニックでしたが、私は「ドイツの入社初日ってどんな感じ?」と別の部分の悩みもありました。

「ねえ、入社初日ってクッキーとか持って行くべきなのかな?」私は焼き上がったパンケーキを齧りながらドイツ人の友人に質問しました。「日本だと、入社や退社とか、重要な挨拶ごとに菓子折りでも持って行って『皆さんで食べて下さい』ってするんだ。その方が丁寧だし、『あの人感じが良い人だね。』って思って貰えるから。ドイツでは入社当日に何か持って行ったりするの?アメリカ人だとよくクッキー焼いたりしてる気がするんだけど。。。ドイツってそこらへん、どんな感じなの!?」すると友人は「Oh no!大丈夫、菓子折りはいらないよ!会社の規模やどんな人が働いているかも分からない状態だから何を何個持って行けば良いかも分からないんだし、お菓子とかはオフィスで仲良くなった仕事仲間に、旅行土産とかとして今後持って行けば良いから最初からお菓子を配る必要は無いよ。」とのこと。ドイツでは何が常識なのか分からない、そんな部分で悩んでいたのでドイツ人から意見を貰えて安心しました。(入社後に分かったことですが、ウチの会社は特にベジタリアンが多く、牛乳やチーズなども食べないヴィーガンも多いため、内容物に気を使っていない適当なクッキーなどを持参して配っていたら顰蹙を買って大変だったと思います。持って行かなくて本当に良かった!)

 

重要なのは菓子折りよりも、同僚とランチを一緒に取ること!

そのまま友人は続けます。「でもね、ランチは必ず一緒に取った方が良いよ!仕事仲間と一緒にランチに出掛けて、そこでプライベートの関係も構築して行くんだ。だからランチに誘ってもらったら必ず一緒に行くようにしたほうがいいよ!」とのこと。確かにランチミーティングとかも聞きますし、ランチを取りながらカジュアルにコミュニケーションをとることも重要ですよね。私は友人に感謝を伝えて家路につきました。

しかし帰り道「ランチって外食派なのだろうか、それともお弁当派が優勢なのだろうか。。。」という別の点が気になることに!オフィス街はランチが取り易い軽食スタンドやカフェが沢山ありますが、皆さんが毎日外食されているかも分かりません。そのままオフィスで軽く食べて、すぐ仕事に戻る可能性もあるかもしれない。。。そして私は簡単なサンドイッチを用意することにしたのでした。(心配し過ぎです。)

実際にはウチの会社は「9割は自炊節約派でほぼ皆ランチ持参!」でした。その為ランチタイムに「さ、お弁当食べましょう!」となった時にそのままスムーズにサンドイッチを食べられたことは良かったです。ここで外に慌ててパンを買いに行ったりしていたら、なんとなく面倒ですし、先輩達との折角の時間がもったいなかったと思います。もし可能であれば入社前に「ランチは持参か、外食が多いか」軽く確認しておくと安心だと思います。

 

入社当日、出社して最初に誰に会うべきなのかが分からない!

とにかく私は就職が決まったことに浮かれて、必要な確認を怠っていました。日本の会社では入社案内を貰って、入社当日には人事さんなり総務さんから説明を受けたりしていましたが(今考えると本当に新卒採用はおんぶに抱っこでお世話されっぱなしでした。)ドイツで就職活動となると勝手が分かりません。事前に入社日の出社時間や担当者を事前に確認しておくべきでした。一応始業開始が9:00だったので15分前に出社してみましたが誰もいません...ウチの会社は結構のんびり始業の会社だったのです。面接を担当して下さった先輩を見つけ、何とか始業開始となりましたが、「入社当日は始業前に入社手続きなどはあるか。あれば何時頃に出社すべきか」ここは事前に確認しておくべきでした。ドイツ資本の会社なので皆さん「始業時間になってから始業します」という当たり前のスタンスですが、日本だと「始業時間までに始業に関わる準備は済ませておく」ことが当たり前ですよね。なので、もし日系の会社に就職される方は特に再確認が良いかと思います。どちらの常識が適用されているか分からないので。さて、次が最重要です!

 

職場に先輩の日本人職員さんがいたら、一度コーヒーに誘っておくべき!日本人としての必要な手続きなど、アドバイスをお願いしてみよう。

私は何度も書きますが、就職が決まってから気分が浮かれてしまいまして、採用されてから入社までの2週間で一番頑張ったことは「ブログを立ち上げよう!」という計画で、語学学校で学びつつ、一生懸命ブログを作っておりました。(結果、今に繋がっているのですごく良かったとも思いますが)でも、もっと慎重になって、面接時や採用時に対応して下さった日本人職員の先輩に、もっと相談なりアドバイスを求めておくべきだと思いました。入社後に色々お話しさせて頂く中で、もっと気をつけておくべきだったと思う部分が沢山合ったからです。確かに入社前に親しくなっていない職員さん、かつ今後お世話になる方に最初からお願いごとをすることは憚れるかもしれませんが、でもすごく大切なことです。それに大学時代、OB訪問をしたことを考えれば、就業前に会社のことを教えてもらおうとする姿勢はそこまで悪いことではないとも思うのです。もちろんプライベートなお時間にご無理を言う訳ですから頼む際は気を使うべきですが、「30分でも良いので、コーヒーをご一緒させてもらえないですか?」と聞いてみるのも良いことだと思います。これからその理由を説明して行きます。

 

ワーキングホリデーのビザはとっても大切だった!そして契約内容や保険のことも、会社と契約を交わす前に考えておこう!

このように細かいことや、すごく踏み込んだ内容の話に関して、その方の意見やアドバイスを教えてくれるかはその方次第だけれども、その人も苦労されているはずだから、もしご意見やアドバイスを聞かせて頂けたらすごく有り難いし、貴重な意見になると思う。

私の場合は、面接の際に会社側の希望としては「週浴後は労働ビザに切り替えて」という話も出ていたのですが、日本人職員の先輩の配慮で「ワーキングホリデービザ」を残せるようにしてもらったみたいなんです。私はドイツ滞在すら難しいかもしれないと「藁にも縋る」心境になっていたので、「ワーホリビザから労働ビザに変わる?わーい!」と単純にしか考えていませんでした。でも「ワーキングホリデービザ」ってすっごく大切で、もの凄く重要なことだったのです。

まずワーホリビザに関しておさらいしますと「就業時間や業種に制限無くドイツ国内で就業出来る」権利を持ったビザです。効力は1年間あります。私はあと半年ほど残っています。もし半年の間に会社が「やっぱり君は不要です。」と突然解雇してきても、私はまだビザが残っている限り再び就職活動を行って、再度ドイツ国内で就職し直すことが可能なのです。でも、もし私が労働ビザにしていた場合、この労働ビザは就職先の会社に付属して発行されているので(A社で日本人スタッフが必要とされているから、その会社に限って日本人であっても就労を認めている為だと思って下さい。)会社から解雇されたり、もしくは自ら退職する場合にはビザの効力が失われるため日本に帰国することになってしまいます。それはアンハッピーエンドですよね。

そこの部分を充分に理解されていた先輩が「とりあえずはワーキングホリデービザのまま働いてもらいましょう。」と会社にもサラリと伝えてサラリと対応して下さったみたいなんです。もう、感謝しかありません。(私だったら言われたその日に労働局に労働ビザ申請の予約入れてしまっていたかもしれません。)

そして彼女はスゴくシッカリした方なので、契約時もそのまま契約書を丸呑みにしたりせず、給料の支払われ方なども考えて交渉されていたようでした。(当たり前のことかもしれませんが、私は内容や給料の支払われ方などを「ドイツではこのようにするのだろう」とは解釈して、その他の手段などを考える努力していませんでした。今は反省しています。)彼女はワーキングホリデービザ期間はフリーランスと言う形を取って就業され、給料は会社に請求書を書いてから支払われるようにしていたようです。このようにすると雇用体系は自営業となりますので、彼女は公的保険に入る必要がなく、ワーキングホリデー期間に使っていたCare Conceptの保険のまま就労することが出来ます。しかし、もし私のように会社に所属する形の契約を交わすと、私は勤め人となりますので給料の15.5%も引かれてしまう公的保険に加入する義務が生まれてしまいます。

この部分はお金の面だけで考えると損をしているようにも感じられますが、別の面から考えるとメリットもあります。例えば就職してから半年後に会社と給料に関する交渉をスタートすることが出来るのですが、自営業で対応していた期間はカウントされないので、先輩は会社所属になってから初めて半年間のカウントが行われ、そこから給料の再度交渉を行うことになります。私はすでにカウントが始まっているので、あと4ヶ月後ぐらいには給料の再交渉を行うことが出来ます。あとは今後のビザの申請の際に、納税期間などがビザ申請で重要となってきたりもするでその際にまた何かしら「あー、あの時会社所属にしておいて良かった」と思うこともあるかもしれません。

お金が絡むことなので今の正直な感想は「入り用の時期には少しでも手元に残るお金を多くしたい」と思ってしまいますし、この点は先輩のやり方を学んでおくべきだったと感じるのが9割です。でも、この部分は各自よく検討して頂いて、それぞれが納得する形で結論を出して下さい。やはり就職時の契約となると色々と面倒だし、書類はドイツ語だし、あと私みたいにドン底の心理状態にまで落ちていると「就職出来るだけで何でも嬉しい!」みたいになってしまっているかもしれませんが、ここで冷静になるとその後に大きな影響がありますので、皆さんも頑張って下さい!

 

以上、私個人の感じたことですが、入社前に確認しておきたかったことでした。少しでも参考になれば幸いです。