ベルリンから人生敗者復活戦。

ワーキングホリデーの失敗談を綴る。その失敗の過程と、失敗から出直す、敗者復活戦の過程も勝手に配信する。

7月15日 日本公開! 「ダンサー、セルゲイ・ポールニン 〜世界一優雅な野獣〜」カリスマバレエダンサーの栄光と苦悩、誰が為に踊るのか?

久しぶりの映画の話題です!実はずっとこの映画をオススメしたかった!

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平成元年生まれの天才バレエダンサー、セルゲイ・ポールニン

セルゲイ・ポールニンという、同年代に生を受けたことを感謝したくなる稀代のバレエダンサーがいます。ウクライナ出身の若干28歳、彼の半生を描いたドキュメンタリー映画「DANCER ダンサー」が日本では7月15日から公開されています。まだ記憶に新しい話題作「La La Land」を抑えてアカデミー作品賞を獲った「MOON LIGHT ムーンライト」よりも素晴らしい映画です。この映画を観てしまうと、どんな素晴らしい映画も霞んでしまう。ドキュメンタリーという実話、そして本人を追った実録を前にすると、フィクションは敵わないのかもしれないと思わされます。今後ドキュメンタリー映画がもっと見たくなる、そんな映画をご紹介しましょう。

 

まずは有無を言わず、映画の予告編をご覧下さい。

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彼こそカリスマ、圧倒的な才能と苦悩。

引き込まれる妖艶な瞳、無邪気な子供のような笑顔とのギャップのある神がかった踊り。バレエがまだお金持ちの子女がするスポーツ」と思われがちな日本では、セルゲイ・ポールニンという名を知っている人は多くはないと思いますが、この予告編を見ただけで彼のことをもっと知りたいと思った人は多いことでしょう。何よりもジャンプが高い。バレエの知識がなくとも、彼が特別であることは誰の目にも明らかではないでしょうか。

予告編でも触れていますが、彼の経歴は文章にしただけでも衝撃的です。ウクライナの小さな街で生まれ育った少年は、10歳で母と共に故郷を離れ、バレエ人生をスタートさせます。若干19歳にして、史上最速、最年少でロンドン ロイヤル・バレエ団のプリンシパルに選出され、圧倒的な存在感とカリスマで人気の絶頂に上り詰めました。全てが順調であるかのように見えた矢先、セルゲイはその華やかなキャリアを僅か3年で手放してしまいます。スターの突然の退団、「Talented, but trouble. (才能はあるが、トラブルメーカーだ)」と称された彼の数々の行動は、バレエ界に衝撃を与えました。

なぜ彼は突然バレエ界を去ってしまったのか?何故彼はまたダンサーとして再びステージに戻ってきたのか?あまり語られることのなかった彼の生い立ちをドキュメンタリーとして追体験することで、バレエダンサーとしての苦悩、葛藤と凄まじい覚悟を知ることができます。

 

バレエだけが希望であった少年時代と家族の絆。

映画で描かれていた彼の生い立ちと苦悩、葛藤と覚悟について少し書きたいと思います。ネタバレを嫌う方であっても、これからの文章を読んだところで映画の良さは一切落ちないし、むしろより強く映画が見たくなるだけだと思いますのでご安心下さいませ。

まず彼のバレエ人生は器械体操からスタートします。幼い頃に始めた器械体操で才能を開花させると、母親の直感からバレエにその才能を転向しました。まさに蒙古の母を地で行くお母様の教育方針により、ウクライナの小さな街では才能が埋もれてしまうと危惧されたことから、母親と共に首都キエフへと拠点を移し、より厳しい環境に身を置くこととなります。首都での生活、バレエ教育にかかる費用を捻出する為にも父親はポルトガルに出稼ぎに行き、祖母まで仕事に出るなど家族全員がバラバラの街へと散らばりました。全てはセルゲイのバレエの為。まだ10歳であったセルゲイも、自分の為に家族が離れ離れになってしまったと思い、バレエでの成功だけが家族を再び取り戻す道であると、更に身を粉にして稽古に励みました。遂にはウクライナの首都キエフを離れ、より高度な環境を求めてロンドンへと渡ります。今回はビザの関係により、ロンドンに母親は留まることは出来ません。最後は母親からも離れ、英語が話せないままのセルゲイは一人で世界トップクラスのバレエ団で鍛練を積むこととなります。家族の想い、苦労を全ては無駄にしない為にもセルゲイは異国の地で懸命にバレエを学びました。常に他の生徒よりも多くのクラスを取っていたといいます。

しかし15歳のある日、セルゲイは両親の離婚の知らせを受けました。彼が取り戻そうとしていた家族は、悲しくも再び結びつくことは叶わなくなったんです。踊る理由を失い、悲しみの最中にあっても、彼は人生の全てをバレエに捧げてきました。そのままトップダンサーへの道を駆け上った時、彼は何を想ったのでしょう。わずか三年でトップバレエ団のプリンシパルの地位を降りた天才の、苦悩と覚悟を伺い知ることができる映画です。そしてバレエ団を去った後、再び世界にその名を知らしめる一本の動画配信。彼は誰の為に踊るのでしょうか?

 

それでも踊り続ける。誰のために踊るのか。

ロンドンのバレエ団を去った後も、ロシア、モスクワに拠点を移し活動は続けてきたセルゲイ。Hozer "Take me to Church"を踊る彼の気持ち、考えを推測してみると彼がそれでも踊らずにはいられない宿命づけられたかのような情熱を感じますね。

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最後にHozer の"Take me to Church"を踊った話題の映像をご覧下さい。ハワイの奥地で撮影されたという映像はインターネットで配信されると同時に爆発的な再生数を記録し、そのままセルゲイ・ポールニンの名を再び世界に知らしめました。現在の彼はトランプ政権発足後に作られた「Make Love, Not wall (壁じゃなくて愛を作ろう、愛し合おう)」をテーマにしたGAPのプロモーションにダンサーとして参加したり、バレエ界を超えたダンサーとして再び活躍の場を広げています。そこでは全身に刻み込んだタトゥーを隠すことなく、ありのままの姿で踊っています。

 

血肉の通った美しいバレエ人形は、その血肉を沸騰させて、蒸発するまで踊りました。

願わくは、「イケメン」と言う言葉で容姿のみを切り取って熱愛する芸能文化がある日本においても、彼の尋常ではない熱を込めた踊りが評価され、美しい人形ではなく血肉の通ったダンサーとして受け入れられんことを。この映画が、日本各地で人知れず頑張り続ける全てのアーティストの励みとなりますように。そしてセルゲイ・ポールニンのますますの活躍を願って。

 

路上がダンスフロア!Cristopher Street Day、略してCSD!夏の名物、ベルリンのゲイパレード2017に参加してきました。

『The Bucket List—死ぬまでにやりたいコト—』リストをひとつ終わらせたよ。

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The Bucket List(バケットリスト:棺桶リスト)とは往年の名俳優モーガン•フリーマンとジャック•ニコルソンが共演した「死を前にした老人二人が、死ぬまでにやりたかったことを死ぬまでに実行していく、後悔の無い人生をおくろうとするハートフルな映画」です。日本では「最高の人生の見つけ方」という邦題で2007年に公開されました。この映画をみた時、自分自身のThe Bucket Listを書き記したのは私だけではないでしょう。そのリストの中に、「ゲイパレードにレインボーを身につけて参加すること」がありました。不思議なご縁ですが、今までの人生であらゆるジェンダーの人との出会いがたまたま多くあったんですね。もうゲイも、レズビアンも、トランスジェンダーも、もちろんストレートな人とも身近に親交があります。私は、ありとあらゆる人間の個性が普通のことだと思っているし、誰かがゲイであることは身長が低いとか高いとか、それぐらいの個性だとしか思わないです。でも世間はまだ難しい部分があることも知っています。当事者の中には両親や友人に自身のセクシャリティーを告白することを躊躇する人も多いですね。同性愛を病気だと言う人もいれば、世界では同性愛が死刑になる国も存在します。そんな世の中で「セクシャルマイノリティーであることは不幸でも可哀相でもなく、とっても普通に楽しくって素敵!」というメッセージを発するパレードが素晴らしいと思っていました。CSDパレードは自由と個性、そしてお祭り自体を愛する全ての人の為のイベントです。前置きが長くなりましたが、私の目から見たベルリンのゲイパレードをご紹介したいと思います。

 

2017年は7月22日開催!Christopher Street Dayって何?どうしてCSDって言うの?

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タイトルでは分かり易さを優先して「ゲイパレード」と書いていますが、ベルリンでのパレードの呼び名はゲイパレードではありません。『Christopher Street Day(クリストファー ストリート デイ)』と呼ばれています。由来はアメリカ合衆国にあり、1969年にNYのChristopher Street(クリストファー通り)で起こった警察による同性愛者弾圧への抗議運動から始まっています。ベルリンでは10年後、1979年から始まりました。当初はゲイ解放運動としての市民によるデモ行進で500名程の参加者であったそうですが、今では参加者はヨーロッパ中から集まり、その数なんと数万人とも言われています。すっかりベルリンの夏の風物詩にもなりました。現在では、デモ行進と言うよりは「自由を愛する人達が自由に楽しむ」ことを主旨としているようで、もちろん同性愛者の地位向上の意味合いは薄れてはいないでしょうが、それ以上に「自由」を愛している人全てが参加していると思いました。

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Berlin Pride 2017 – Basics | CSD Berlin | Pride Berlin

パレード自体はクーダム周辺から始まって、最終地点はベルリンのシンボル、ブランデンブルグ門でゴール。ベルリンの中心的なメインストリートを、地下鉄の約4駅分の距離を歩いて行きます。世界各国でも同じ主旨のパレードは行われておりまして、アメリカ各地では「プライドパレード」と呼ばれていますね。日本では東京にて「レインボーパレード」などの名前で開催されているようです。他のパレードに参加したことが無いので比較は出来ませんが、ベルリンらしさが充分に現れたパレードだと思いました。早速、一日の流れをご紹介しましょう。もう文章よりも大量の写真で!見て分かる溢れんばかりのファビュラス感!

 

パレード前はホームパーティーが伝統!10年開催され続けているゲイコミュニティーのパーティーがとってもファビュラス♡

私の友人はベルリン在住10年ほどの男性で、いつも一緒に映画を観たりお菓子を作ったりする仲です。私の日本のゲイの友人がたまたま日本旅行中だった彼と知り合って、ベルリンに仲良しの友人が住んでいるからと私を彼に紹介してくれたんですね。「日本旅行のお土産みたい♡」とベルリンで暮らす私をすごく可愛がってくれて、今回のパレードも「すごく楽しいから一緒に行きましょう!」と彼が誘ってくれました。

パレードの開始は13:00からなので、折角だからとパレード前に彼の友人宅にて行われるホームパーティーにもお邪魔させて頂きました。2LDKほどの普通のアパートにコレでもかと溢れるヒトヒトヒト!主催者のマルコさん、また見るからに優しそうな男性。手土産のワインを渡すと「ありがとう〜!全部独り占めで飲むわ!」と早速お茶目なリアクション。

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溢れているのは人だけじゃなくって飲み物の量もハンパないです。

「ドリンクバーはお風呂場よ〜♪好きなものを勝手に飲んでね!」

ってスゴいよ!バスタブ一杯に冷やされているビール、カクテル、ワインにシャンパン。。。ソフトドリンクが皆無なところがゴージャスです。

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アパートではノリのいい音楽が流れていて、土曜日の昼間っから友人とビールを飲む幸せに浸っていました。毎年のパレードに合わせてセレクトされた曲のアルバムも販売されているみたい。うーん、素敵!私は瞼をレインボー色のアイシャドーにメイクアップしていたのですが、これが意外と好評。ビール片手に友人のほっぺにも虹のメイクを施したりしました。

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そしてイキナリ漂うシャボン玉。優雅ですね〜

「昨日、街を歩いていたらランダムにプレゼントされたの〜☆」

と言いながら室内でシャボン玉を吹かすお兄さん。とってもファビュラス!その後はビールを飲みつつ記念撮影したり、歌が得意な人がギター演奏付きで歌ってくれたり、アットホームなパーティーでした。

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「おトイレのラストコールよ!」

パレード開始の30分前。主催者のマルコさんからおトイレの案内がありました。30人ぐらいの参加者でもバスタブ一杯のドリンクは飲み干せませんでしたが、それでもかなりの飲酒量なので皆さん「飲むもの飲んだら出すもの出す」わけで。おトイレの列が出来ましたね。それにしてもトイレットペーパーが可愛すぎる。友人と「キッチンペーパーまでユニコーンよ!」とキャーキャーはしゃいじゃいました。パーティーの小物やデコレーションまで、どこもかしこも可愛すぎました!

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「玄関にコンドーム置いてるから!お土産にどうぞ〜♡」

流石自宅のお手洗いでも「Wir hassen schlechten Sex! (危険な/ダメなセックスなんて大嫌いよ!)」と啓蒙活動をされているだけあって、最後まで完璧なプレゼンテーション。頂いたコンドームはジェルとセットでした。色々と用意が素晴らしすぎるホームパーティーでしたね!さあ、待ちに待ったパレードです!もちろん遅れに遅れ、アパートを出発したのは14:00過ぎでした。

 

セクシャルマイノリティーの為だけのパレードじゃなくて、全ての自由を愛する人達の、ベルリンがベルリンたるパレードでした。

参加地点はNollenden platzt駅周辺の大通りから。思い思いのファッションの人

々。でもテーマカラーはやっぱりレインボーですね。

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ベルリンではちょうど議会で同性愛者同士の結婚が約一ヶ月前、6月30日に議会で可決されたばかりです。素敵なウェディングドレスに身を包むレディー達もいらっしゃいました。

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ガンガン音楽をならしたノリノリのクラブミュージックバスが通り過ぎて行きます。このバスはBVG(ベルリン市交通局)が提供しているもの。ベルリン市をあげてのイベントなんですね。乗っている方々も色んな年齢層、タイプの方々がいらっしゃいます。このイベントが若者だけではなくベルリン市民の多くの人に愛されていることが分かりますね。

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「キラキラしたい?」って声をかけてくれて、グリッターのキラキラを顔に塗ってくれた女の子。ユニコーンもLGBT(レズンビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、セクシャルマイノリティーを現す用語)のシンボルの一つですね。

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雷雨で最高潮に達するパレードの盛り上がり!Dildo King号というバスのお兄さん達。バスの名前も肉体美も腰の動かし方も断トツでヤバめです。

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ベルリンの名所の一つであり、戦勝記念塔にさしかかります。黄金に輝く勝利の女神ビクトリアが見えると、「あ、ティアガーデンの近くにきたんだなあ。」と分かります。

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ちゃんと傘を持参しているところがプラクティカルなドイツ人。傘が無ければ二人一緒に濡れよう、いやん、素敵。

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びしょ濡れでカメラが心配になってきた頃、最後はブランデンブルグ門に到着。ステージや屋台も登場し、まさにお祭り会場です。

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何で設置しようと思ったのか、何故にこの悪天候でも実施しちゃうのか色々と不思議なバンジージャンプ台。何よりも途切れずに参加者がいるのがスゴいよね。ビヨンビヨ―ン!と頭上を半裸のお兄さんが飛んでいます。

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ランダムにハグチューしてきてくれる美少女。ジョニー・デップの愛娘、リリー・ローズ・デップちゃんみたいに可愛い子がイキナリ目が合った瞬間に「ねえ、ハグしてくれないの?」と両手を拡げてジェスチャーしてきたので、ダッシュで抱きしめに行きました。マジでパレード最高ですね!

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OUTのステージは特に素晴らしかった。まさに路上がダンスフロア!ここのダンサーのお姉様、お兄様達のダンスや仕草が妖艶でエロエロでセクシーでキュートでした。つまり、ファビュラスです。

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面白かったのは、マドンナとブリトニーとスパイスガールズの支持率が異様に高かったこと。皆さん、ノリノリな上にフルコーラス歌えます。皆が歌っている姿が、あんまり素敵だったのでyoutube至上、一番可愛いスパイスガールズを踊っているメンズハイヒールダンサーのビデオ載せておきます。(Yanis Marshallはイギリス版のタレントショーでも活躍した実力派ダンサーです。)もう、雰囲気こんな感じ。

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さて、ゴールもしました。お祭り会場では美味しいピザも食べました。友人は雨に濡れて寒いくせにアイス食べて震えていました。30人でスタートしたパレードは、はぐれにはぐれて最後には3人でした!笑 

この日は信じられないぐらいの悪天候で「7年間毎年パレードには参加してきているけど、今年程の悪天候は経験したことが無い」と友人は言います。昨年のパレードは天気にも恵まれたので、夜の21時ぐらいまではお祭り騒ぎでパーティーしていたとのこと。もう一人の友人は「悪天候すぎて全然お酒飲まなかった。シラフでゴールしたのは初めて!」との感想を残していました。寒すぎて風邪を引くからと夕方17時には解散。地下鉄の駅はまるで自然災害時かのように混み合っていました。皆ずぶ濡れ、電車は東京の通勤列車並みの混み具合。

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きっと今年の屋台の売り上げはあまり良くなかったのではないでしょうか。物販やイベントの裏方の人が気になってしまう、裏方気質な私は帰宅次第速攻でシャワー。充実感とともにそのままベットへダイブしちゃいました。

 

ファビュラスって言い過ぎたかしら?ファビュラスとは「私は私が私を肯定する」ってこと。

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「I am fabulous so fuck off (私って素敵だから、どっか行って!)」

この突き抜けるような主義主張。「誰の許可も認証も入りません。認めて欲しいとも受け入れて欲しいとも言っていないわ、私は私が私を肯定するし、私を愛してくれない人からの言葉も鑑賞も望んでいませんので、No Thank You!」って感じよね。イキナリ室内でシャボン玉を飛ばしたお兄さんが虹色のスカーフと一緒にこのバッチを付けていました。自由である為には自己の中心を自己に持つこと。他人からの承認を求めないこと。自分の素晴らしさはまずは自分が分かっておくこと。一見、すごく乱暴にも思えるワードだけれども、私にはやっぱり好ましく思えてしまいました。コレって覚悟と愛情だと思います。ファビュラス!

 

ベルリンで現地就職からの、転職活動一旦休止!転職活動が上手くいかないときはマインドをリセットしちゃえ。

これまで連続で鼻息荒くも「転職してやるー!」と書き殴ってきた過去一ヶ月でしたが、サクッと方針変えました。

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 「夏だし、スイカでも食べてのんびりするか!」

 

いい風が吹いて来ないから一旦、転職活動休止します。

結論から言いましたが、転職活動一旦休止することにしました。日本から戻ってからの一ヶ月、それこそ駆け足のように転職活動を頑張ってみましたが、どの会社とも全くご縁がありませんでした。送った履歴書は全部断られたか、返信すら無かったです。雑に言うと追い風が全然吹いてきません。送れる限りの履歴書は送ったし、ジョブフェアも行った。毎日図書館で新しい求人を探したし、履歴書どころか職務経歴書を英文で作って転職エージェント様にもアピールしましたが、全く響かないんですね。唯一ご縁がありそうだった会社は遥か遠くのアイルランドのみ。面白い仕事ならばどこでも行こうと思っていましたが、並べてみるとワクワクしない条件ばかりでした。「夜間勤務」「給料は少しは上がるけども、アイルランドの物価はベルリンよりも遥かに高い」「派遣される土地が国境沿いで犯罪率が高い」などなど。そして極めつけだったのは「アイルランドは英語圏」である点でしょうか。アイルランドの会社と話が進むに連れて、逆に「せめてヨーロッパに暮らすならば、海外で働いた経験だけじゃなく、もう一言語身につけたい」と強く意識したんですね。スペイン語はあらかた大学でやりましたし、次はドイツ語だろうと。「今ドイツ国外に出たらもったいない」と考え直し、転職活動の軸を再度考え直すことにしました。ウィスキーがもの凄く好きだったらアイルランド、移住していたかもしれません。知り合いのバーテンダーさんだけが「アイルランドいいね!」と言いました。もちろん遊びには行きたいです!

 

こんな時ほど「人事を尽くして天命を待つ」のみ。

努力してもどうにもならなかった時、いつも母校の学長が言った言葉を思い出します。「結婚とか就職とか、実力や才能や努力は脇に置いておいて、それこそ縁というものにたいてい左右されるような物に関しては、ある程度頑張ったらあとは天に任せろ。それ以上頑張っても仕方ない。こればっかりは受け入れましょう。」と。ランチタイムに講堂をひとつ貸し切って、学生はお弁当を食べながら学長の雑談を聞けるという素敵な企画。こんなゆるい企画が毎月あったんだな〜。スペイン語の教授がそのまま学長になった影響からか、とてもとても自由な校風で変な学生が多かった大学でした。もちろん学長の雑談ランチタイムに講堂に集まる学生はスペイン語学科の学生(基本がとっても適当だけど志だけ妄想的に高い)が多かったので、何が言いたいかと言いますと、まあ集まった学生の大半がこの言葉に励まされた訳です。「めっちゃ頑張ってみてダメだったときは私個人のせいじゃないんだ。仕方ないこともあるんだな。」っていう救いを貰いましたよね。この後の学長は「俺は今の奥さんと結婚するまで20回ぐらい見合いしているからな!モテなかったんだよ〜ガハハ!」と結婚までの苦労話を続けまして、「そこは就職活動の話に続くべきでは?」と肩すかしを食らう就活前の学生を置いてけぼりに「就職?ああ、そんなもん。たまたまスペイン語ばっかり勉強していたら大学から卒業時に『教員として残らないか?』と声をかけてもらったんだ。就活なんぞしとらん。」で終わり。要するに、私は大学にて「努力しても、どうしようもなかったら縁がなかったと思ってスッパリ切り替える」姿勢を学んでいたのです。笑顔&万歳で退却!大好きなボルダリングに通う数も、映画の本数も減らしてまで臨んだ転職活動が上手くいかなかったのです。たった一ヶ月だけど、されど貴重な一ヶ月。きっとご縁か、私の方向性か、はたまた季節が悪かったのです。だからスッキリと転職活動を一旦休止することを決断出来ました。

 

自分を客観視して冷静な判断を下すならば、大人しくベルリン残留。現職でこのままビザ更新を目指します。

そもそも今回の転職活動には期限がございました。私のワーキングホリデービザは8月末で切れてしまうのです。労働ビザへの切り替えは契約書や書類の準備など結構大変な感じ。これ以上無理に転職活動をしたところで「仕事が欲しいです、ビザも欲しいです」じゃ、私も焦るし相手にも足下を見られてしまう。幸い今の会社では必要としてもらえていますし、日本人としてビザ申請が通る可能性もとても高い。(日本人を雇う正当な理由も、雇ってきた実績もある会社なので)転職活動を一旦休止して、今はまずビザを更新することに重きを置きました。このまま勢いだけで会社を飛び出しても、8月末までに「日本人としてドイツで働く正当な理由がある仕事」が見つからなければビザの申請が通らないし、そのまま日本帰国と言う一番望んでいない結果になってしまうからです。転職活動を見極めるのは7月末までと考えていましたから、ここで一度区切ることは悔しくもありますが、仕方ないね!と受け入れて今はビザ申請準備を進めることにします。

 

蛇足と言うか、別の風が吹いてきたお話に関して。

また転職活動に関してはご縁はありませんでしたが、遥か遠くの日本からご縁がありまして「近い未来に帰国してくれないか?」というお話を頂きました。私の友人が会社を興して現在奮闘中なのですが、彼の仕事を手伝って欲しいとのことでお電話を頂きました。現時点で手伝えることは限られていますし、私自身のスキルも経験も中途半端。何度か話し合い、彼のお仕事は遠隔からお手伝いしつつ、タイミングが揃い、お互いが納得した時に私が本格帰国して彼の事業に参加しますよ、という形にまとまりました。

最初に頂いた電話が日本から戻って転職活動に本腰を入れた3日目のことだったんですね。吹くところからは風が吹くのでしょう。(さっきからポカホンタスみたいなことばっかり言っている気がする。。。笑)この話のお陰で「私のヨーロッパ暮らしは有限である」とも気がつきました。きっと3年はベルリン(もしくはドイツ)に根ざして暮らすかもしれないけれども、先は分からない。今身につけられる物は全て身に付けておかないともったいないぞ、と気持ち新たになりました。

 

マインドリセット。転職活動をのんびり続けながらも、現職から貰えるスキルと経験は全部貰うようにします。

こうなると、もちろん友人が行っている事業に近い事業に転職して経験を積んでおくことが今後にプラスになることは確かなのですが、なかなかピッタリな職種が見つかるかと言うと簡単なわけではなく。探しながら、同時進行で現在の仕事でもプラスに積み重ねて行こうと気持ちを切り替えました。スタートアップならでは苦労もあれば、使い倒せる部分もあるわけで。トライ&エラーな環境で未経験でも(無茶ぶりとも言いますが、)色々と任せてもらえるので「将来やってみたいこと、やらなければいけないこと」を人の資本を使って勉強させてもらえるのはラッキー。かつ常に人手不足のスタートアップ、一人の仕事量や管轄が多い分、ただ自分の担当部署以上に経営戦略やSEO対策まで一緒に考えて行けるポジションでもあるのです。そして圧倒的に経営者との距離が近い。人として尊敬出来るか、考えにすべて共感出来るかは無関係に、経営者の考え方や会社の動かし方(良いも悪いも含め)を間近で見ることが出来るのはものすごく勉強になります。英語で使用出来る日本ではまだメジャーじゃないビジネスツールにも触れることが出来るし、ホームページの作り方や顧客への宣伝方法など、どのように売り上げに関わってくるかも体感出来る訳で。スタートアップ規模だと会社全体が見られるのはとても面白いですね。一度は出て行こう!と決めた会社だったけども、調子いい感じ。平成生まれなので許して下さい。いい機会なので、次の仕事とのご縁があるまでは、このまま現在の会社で学べることを全部貰って行こうとマインドリセットしました。勢いだけで辞表出さなくて良かった!笑

 

広く浅い無駄スキル屋さんになっても仕方ない、という批判や指摘も受けそうですが、この際面白いので30歳までは無駄スキル屋さんで雑多に経験を積んでみようと思います。もう風に運んでもらいます!(風の色は何色か〜♪)今までの積み重ねで今があるので、あまり不安がって時間とエネルギーを消費せず、図太く能天気に気の向くままに頑張ってみます。もし転職活動が上手くいかずに悩んでいる人は(私も2週間前は『転職活動、落ち込む』などで検索しまくっていました)私の学長の言葉を素直に信じ込んでみて下さい。もし信じられないならご自身が納得出来るレベルまでの努力が足りていないのかもしれませんね。納得出来るまで努力してみて、それでも結果がついて来ないときは、どうぞ一度「天命を待つ」姿勢で、ビールでも一本飲んで下さい。そして風が吹くのを待ちましょう。今日もベルリンのビアガーデンは最高です。

自分から探すのもいいけど、探して貰うのもあり!ベルリンで転職活動するなら転職エージェントにも登録しましょう!

ドイツにも日本人向けの転職エージェントがあります!

前回の求職活動の際も、実は利用していた転職エージェント様。でも実際に職をご紹介頂く前にベルリンにて希望していた仕事が決まってしまったので、申し訳無くもお断りする形になっていました。しかし今回改めて転職活動を始めるにあたり、再度エージェント様に履歴書を送って登録しましたよ!私の個人的な経験による感想になりますが、ベルリン、ドイツ、はたまたヨーロッパ圏内で就職活動をする際に登録するといいかな?と思うエージェント様を紹介したいと思います。

 

ワーキングホリデーヴィザでも大丈夫!Career Management様にお願いしましょう!

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こちらは前回連絡した際もすぐにお電話を下さって対応して頂きました。今回も改めて履歴書を登録したい旨を伝えると早速お電話にて面談して下さることに。丁寧に前職、現職での経歴をヒアリングして下さって、同時に当方の希望職や勤務地に関しても聞いてくれました。とても気持ちのいい対応をして下さいますし、かつ今がワーキングホリデーヴィザであること、8月末には現在のヴィザが切れてしまう点も理解して下さって、「駆け足になりますが、頑張りましょう!」と言って頂きました。面談の中で質問させて頂く時間もあり、その際の話ではやはり求人はドュッセルドルフが多く、ベルリン市内に残りたいという希望は難しいとのこと。7月中にベルリン市内での転職が難しい場合はドイツ国内全体を視野に入れると伝えました。此方の会社は特に日系企業様とのコンタクトが強いようなので、ドイツ語がまだ不安があっても、英語と日本語を使用する求人を探して下さるとのことです。ワーキングホリデーヴィザでも、しっかりと働きたい方は此方のエージェント様は本当にオススメです。

登録は下記のウェブサイトより行ってみてくださいね。日本語と英語での履歴書のご用意を忘れずに。

career-management.de

 

特別なスキルやビザを持っているならCenter People様もいいかも?

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私の場合は登録後すぐに「A様のお持ちのヴィザタイプ、また技術ですとご紹介出来る職種がございません。」と早速お祈りメールを頂きましたが、もしご結婚されて配偶者ビザをお持ちであったり、即戦力の語学力や技術をお持ちでしたら連絡して見るのもありかも?登録は下記のウェブサイトからどうぞ。此方も英文の履歴書を送って登録です。

www.centrepeople.com

 

今後どうなることやら?面白い方向に散らばってきました転職活動 in ベルリン。

まだエージェント様を通したお仕事の紹介はありませんが、また何か動きがあれば追記していきたいと思います。先日のジョブフェアにしろ、エージェント様の紹介にしろ、もう、ベルリン市内に残るという第一条件はかなり緩くなってきていますね。これもご縁であれば、このまま流れに乗るのもありかもしれない。今後の転職活動の作戦としては下記のように考えています。

⑴ベルリン市内の求人は自力で発掘して応募してみる。

⑵ドイツ国内の求人はエージェント任せ。

⑶面白いのでジョブフェアで履歴書を預けた会社からコンタクトを頂いたら、そのまま前向きに検討してみる!

この3本柱で進めてみたいと思います。もしかしたら8月からはシンガポールに行くことになるかも!?その場合はブログタイトルも変更しなければ行けないかもしれない。。。せめてヨーロッパ内には残りたいなあ、とギリギリのラインを持ってはおります。さあ、いい風が吹いてくれますように!次は久しぶりに映画の話題でも書きたいものです。

 

 

Bilingual People Berlin 2017, ベルリンで開催!多国語話者向けのジョブフェアに行ってきました!

Bilingual People Berlin 2017ってどんなイベント?

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私がBooking.comの求人情報欄でたまたま見つけたBilingual Peopleというジョブフェア。早速HPを見てみると、見れば見るほど私の為のイベントに思えてきます。語学力を生かして(それしか武器が無い。。。)仕事を探したい人には、一同に様々な企業と直接コンタクトが取れる素晴らしい機会です。ベルリンだけではなく、ロンドン、プラハやアムステルダムなどヨーロッパの各地で開催されているとのこと。たまたまベルリン開催の前日に情報をゲットするなんて、めっちゃラッキーでした。

 

参加条件や事前準備って何があるの?

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参加条件などは特になく、学生に限られているイベントでもありませんので全ての人にチャンスが開かれています。また「事前予約でチケット入手して下さい」という案内もありましたが、イベント前日に開催情報をゲットしたので今更チケットなんて手に入りません。事前予約が無くても当日券もあるにはあるとのこと。私は開始30分前には到着しましたが、入り口では「開始時間になったら受付するから安心して!」と言われ、実際に下記のような書類に記入しただけで入場出来ました。別に身分証明のパスポートなども不要でしたよ。

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上記のように当日受け付けてもらった人はイベントのパンフレットを貰うだけですが、もし事前に受付が出来た方は何とチケットに自分専用のQBコードが記載されているのですね。そのコードを企業側に読み取ってもらうことで事前に登録しておいた自身の経歴や履歴書の情報を提出出来るのでかなり効率的です。私の場合は紙媒体で履歴書を持参していたのですが、紙媒体だと紛失されたり、メインの方法で履歴書の情報を提出した人達と分けてチェックされてそのまま忘れられたり。。。とリスキーだなと思いました。なので次回から参加される方は、当日券があることに甘えず、事前予約はされて行かれるのがベストだと思います。

 

事前準備一切なし!飛び込み営業さながらの飛び込み就活!

会場はアレキサンダー広場近くのホテルでした。

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だって前日の夜ジョブフェアの情報をゲットしたのだもの!これは仕方ないです。事前情報として各企業を調べている時間はなかったので名前も知らない企業ブースにも突撃していきました。自己紹介も含め、私のリクルーターさんとのコンタクトの取り方はこんな感じで行きました。参考になるかは微妙ですが、「あ、こんな感じでブチ込んで行く人間もいるんだな」とだけ思って頂ければ。必死なのでガンガン行きました。日本で美味しい物一杯食べてきたから元気一杯だったよ!

 

最初の自己紹介で「日本関連の仕事ありますか?ぶっちゃけ日本人需要ありますか?」と確認しちゃう!

Hi, my name is 〜, and I'm from Japan.

I'm currently looking for a job opportunity where I can utilize Japanese and English, maybe working with Japanese Market. Are there any need for Japanese speaker in your company?

(私の名前は〜でして、日本出身です。現在求職活動中で日本語と英語を生かせる仕事を探しています。日本市場担当ですとか。御社では日本語話者の需要はございますか?) 

「で、アナタは何かしたいの?(何が出来るの?)」とスキルと経歴を聞かれたら、今までの経験上で役に立ちそうなところをアピールしておきました。

 

⑴カスタマーアシスタント系のお仕事だったら

For a customer care assistant for Japanese market... 

I used to work in a hotel, service industry, so I'm very good at communicating and dealing with customers directly.

(日本市場の顧客対応でしたら・・・

以前ホテル企業で働いていたので、お客様とのダイレクトなコミュニケーションは得意としています。)

 

⑵日本市場の担当窓口(日本のビジネスパートナーとの調整役とか)

If you are also looking for a representative for Japanese market..

And I also worked as PR, and took care of VIP and media, so I'm very good at presenting the company to those people as well. 

(もし日本市場の窓口担当が必要でしたら・・・

以前広報担当も兼務しておりましたので、VIPやメディアの方々への対応や、彼らに会社をご紹介することも経験があります。)

 

⑶日本市場へ商品を売り込むセールス担当だったら

And lastly, if you need a sales / development manager for Japanese market...

I'm currently working at German company as an purchase assistant for Japanese market. What I'm doing is opposite for sale, but since I've been purchasing products, I know what will please me when I purchase, thus I believe that I could use this experience when I work as a sales manager as well.

(もし、日本市場のセールス、または市場拡大における担当者が必要な際は・・・

現在ドイツ企業にて日本市場の購買担当をしております。業務としては反対側の立場にはなりますが、購買をしてきた経験から、どのように売り込まれたら買いたくなるか分かっていおりますので、この経験はセールスの際にも生かせると考えております。)

 

今は日本市場の可能性が無い会社にも「将来日本人が必要になったら私を思い出して!」とアピール

まあ、アピールしてなんぼのジョブフェアでしたので、印象に残るようにとりあえず全部の企業には声をかけておきました。担当者の方には履歴書か名刺を渡して、とりあえず日本市場の担当者が必要だったら私を候補者として考慮して欲しいと伝えました。ポイントは履歴書を渡した後、即座に上記のことを説明してしまうこと。3つの分野が必要になる際、まあまあ役に立てるかもしれませんと、1分以内で説明していました。なので19社参加していたうち、15の会社を回った時間は合計1時間しかかかっていません。長々と話すほど余裕のある会場でもありませんでしたし、印象にだけ残るようにしっかり握手をすること、担当者さんの名前を最後に呼びながら感謝を伝えることを意識していました。これがどれほどの効果があるかは分からないですけども。

 

当日の会場のは超満員!ヨーロッパ各地から若者が集まっていました!

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見てこれ、ギッシリの来場者。そしてBooking.comやGet Your Guideなど確かに他言語話者が必要とされていそうな企業がたっぷり集まっていました。

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参加企業一覧はこちら。もしヨーロッパにて就職活動をしたい方は、上記の会社では積極的に外国人の採用を行っているようです。こちらの会社に直接アタックしてみるのも近道かもしれませんね。ベルリンではZolandoが外国人を積極的に採用していて、かつ公用語が英語であるということはよく知られていましたが、その他の会社の情報はあまり掴めていませんでした。今後就職活動をされる方の参考になれば幸いです。

 

最後に企業紹介のプレゼンにも参加してきたよ!日本人にはメルセデス・ベンツが狙い時!?

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日本の就活イベントのように、今回のジョブフェアでも企業側のプレゼンタイムがありました。私も興味が合ったのでメルセデス・ベンツのプレゼンに参加してみました。

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このお姉さんが採用担当のSarahさんなのですが、まあ結構ゆるーい感じ。ビデオも「Macの操作が分からないわ」と早々に「もう今日は流さないわ!」みたいな。でも如何に「我が社では社員を大切に教育していて、就職の際にかかる費用や負担は最大限小さくなるように配慮しますよ」というアットホームな点をアピールしてくれていました。なんか「ベンツと言ったら高級車!」のイメージがあったので堅い会社かと思いきや、インターン生ものびのびと働いているようだし、結構働き易い会社なのかも?と思いました。さらに2017年から新しく市場拡大をして行きたい地域に日本もバッチリ入っていまして、「日本人採用もあるから是非応募してね!」とのこと。「勤務地はベルギーとドイツからも近い、国境近くのオランダよ☆」と言われたことには結構ビックリしましたが、まあ、もうベルリン、はてはドイツにこだわる大きな理由は無いので、オランダに移住するのもアリかな〜?なんて思考も柔らかくしてもらえたプレゼンでした。

他にも3社プレゼンしていましたが、3番目のShutterStock社なんて、社員教育にかける熱い想いが素晴らしく「めっちゃ働きたいな!」と思えば勤務地はシンガポールになるとのこと。あっついな!

その他にも声をかけたゲーム会社には「日本人は日本でのオフィス勤務になるけど大丈夫?」と言われ、「うーん、確実に言えるのはお母さんがすっごく喜ぶ!ってことですかね!」とだけ答えて「検討します!」で終わりました。日本での就活とは比べられないぐらいのグローバルなジョブフェアでとっても面白かったです。どこかでご縁があれば是非とも働いてみたい会社ばかりでした〜 もう、ベルリンで見つからなければご縁がある会社に行っちゃっても面白いかもしれない。「面白い」が確実に決定権を握っている私の脳内でした。

 

ベルリンでワーホリ、からの就職活動、からの転職活動、進展状況報告と勝手な就活アドバイスをお届け!

~こんなドラマチックな展開、他人事だったら絶対に笑っちゃうわ!~

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実は、あんなに転職活動頑張る!って書いておきながら、転職活動以前に20日間 日本に帰省していました。だって親友が結婚するですもの!その場にいないなんて考えられませんでした。10年来の親友は白無垢をまとい、出雲大社で結婚式をあげました。本当に素晴らしい結婚式でした。

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そして約1年ぶりとなる帰国。ここぞとばかりに食べましたよね、日本食。ベルリンでもある程度の日本食は食べられるので、帰国時に狙うのは「その土地でしか食べれない名物の日本食」です。素晴らしい日本食の数々にお腹も心も満たされました。明石焼が美味しすぎて夢にまで出てきたよ。

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その為、6月はほぼベルリンにいませんでした!だからここは割り切って、転職活動は遠隔戦法、乗り継ぎの空港から、または日本各地のカフェから履歴書を送ってまいりました。

何はともあれ最初は求人情報探しと履歴書、あと志望動機書を送る所から始まります。だからインターネットさえあれば日本からであろうが、乗り継ぎ先のパリからであろうが、転職活動は出来るのです。でも人間、休暇中は何かと気が抜けてしまい計画通りに動くことは難しいはず。それでも何故こんなに転職活動を頑張れたのか。。。それは帰省前に大事件が勃発したからです。

 

5月末、日本帰省直前に時間が起こる。。。「日本チーム、崩壊の危機!?」

私がドイツを出たのは6月2日だったのですが、ベルリンのテーゲル空港でも私はカタカタと求人サイトを探っておりました。遡ること2週間。

私が所属している日本チームは私を含めてスタッフが3人いたのですが、5月3週目の水曜日 いきなりスペイン人の先輩のクビが飛びました。そして4週目の水曜日、今まで指導してきて下さった日本人の先輩が「耐えられない!」と辞表提出。日本帰省直前、休暇前に日本チーム崩壊の危機!以前から「この会社はヤバいから、君も転職活動を始めた方がいいよ」とアドバイスは頂いていましたが、ここまで切羽詰まると私もプチパニック。今まで誰がクビになろうが会社を去ろうが平然としていた社長に呼び出された時は、ああ社長も結構焦っているのかな?と思えばそんなことも無く。「まあ、会社を運営していたら起こることだから、焦らずやっていこうぜ。」と言われましても、私はそもそも試用期間のトレーニーだし、どう考えても先輩の仕事引き継げていませんが。。。(社長が人材が増えたことをいいことに、ガンガン新プロジェクト立ち上げるから新規プロジェクトを担当しすぎて先輩が通常行っている業務はそのまま先輩担当で分業してきたから) ここで何か変なことを言って後々揉めても嫌なので、「すっごいビックリしていて、何とも言えませんが不安です。。。結婚式には出席しなきゃいけないのでこのまま休暇は取らせていただきますが、また帰ってきたらご相談させて下さい。」と弱々しく受け答えして如何なる明文化も回避。ヤバイ、この会社は背負えん!と思いつつ帰国、日本から転職活動に励んだのでした。

 

転職活動、進展具合 「そもそも数撃ちゃ当たるわけでもなく、求人は精査しないと双方にとって無意味よね」

前回の就職活動で明確に分かったことは「お呼びでないところには、本気でお呼ばれしない」ということでした。デザイナーでもないのに「日本人デザイナー募集」に履歴書を送っても当然ダメだし、「英語が堪能なPR担当者」の募集では当たり前にネイティブのバリバリPRを学んできた人に負けちゃいます。今回は初めから日本市場担当者を探している求人に絞るようにした。哀しいぐらいにスキルが無いので、アピールポイントも作りにくかったですが、何とかこじつけて掘り起こして日本から送った履歴書は3社ぐらい。今の応募状況はこんな感じ。

⑴A社 ファンション系  日本市場のビジネスパートナーとの窓口担当 ポジション

⑵B社 オンラインマーケティング系 日本市場担当で顧客サービス、市場拡大業務ポジション

⑶C社 オンラインマーケティング系 だいたいB社と同じ感じ

この他にもタイミング良くゲーム会社が2社ほど日本市場のローカライズ担当ポジションを募集していましたが、「ゲーム市場はマジでわからんからなあー」と躊躇っている間に募集終了しちゃいました。まあ、悔やんでも仕方ない。ご縁が無かったということで!あとは、友人から教えられたPanasonicドイツ支社の求人、メルセデスベンツの求人にも応募したけど、これって完全に記念受験よね。。。ま、しかし、行動あるのみ!

 

アドバイスは1つだけ!求職中は情報をゲットすることが一番大事です!毎日求人サイトのチェックを!

どこに求人情報が転がっているかわかりませんFacebookの求人コミュニティも海外在住日本人の掲示板も、チェック出来る限り見て回りましょう。前回の求職活動中との違いは、2点感じました。

⑴日本人向けの求人が何故か増えています。前回は探しても日本人特化の求人は2つだけで、そのうちの1つに無事決まって現在働いています。今回は探すたびに何かしら新しい求人情報を見つけられるので驚いています。かなりの追い風が吹いている気がする。。。

⑵しかし応募が締め切られるスパンが早くなっている気もします。たとえ求人情報を見つけても、履歴書を送って初めて次に進めますから!のんびり検討していたら2週間ほどで求人情報が取り下げられていました。このことより、ベルリンはもとより、ヨーロッパ市場における日本人需要は若干上がっているようです。しかし供給側の日本人の動きも活発である為、採用される人が早く見つかりやすいのも事実。その為サクッと求人情報を見つけても、パッと履歴書を送ってしまうこと!履歴書を送ってから待たされる期間は長いです。早くてもお返事に2~3週間はかかります。次々と送りましょう。送る求人があること自体にも感謝ですね。

 

チートな求人活動!ジョブフェアに参加しよう!

はい、最後はジョブフェアに関して。なんと求人サイトで情報集めをしていたところ、Booking.comが「明日のジョブフェアで出展しているから、興味がある人は直接話しにきてね~」と告知していました。このジョブフェア、調べたところ多言語話者、バイリンガルの人材に特化したジョブフェアであるとのこと。最初から企業側もバイリンガルを求めているので、売り込みやすい上に、ネットには流れてこない情報が直接貰えるのでなかなかに美味しいチャンスです。行動派の私にぴったりね!行くっきゃない!とのことで帰国早々参加することを決意。

 

次回はこの多言語話者向けのジョブフェアについて書いてみますね。山あり谷ありのベルリン生活。まさかワーホリビザ切れ直前で転職活動をするとは思いませんでしたが、全ての出来事に意味があるのでしょう。ご縁のある会社との出会いを探して、頑張ろうと思います。

ベルリンでワーホリからの転職活動!転職の最重要ポイント:目標と妥協点を定めよう。

前回から続いております、転職活動ネタ。まだ具体的に始まってもいないのにやたらと転職活動ネタが一杯あるよ。自分へのメモ代わりにもまとめておきますね。今日は転職のポイントと目標、妥協点の設定の仕方について書いてみたいと思います。

そして「転職」とかいう大きな行動を起こすときはやたらとTEDのスピーチが見たくなる現象も続いております。今日は有名すぎるSimon Sinekの「ゴールデンサークル」のスピーチを。こんな風にパキッと考え方を整理して発信して行けたら、自分を売り込むプレゼン、志望動機書、インタビューの内容を作って行ける気がします。

www.youtube.com

 日本語字幕はこちらから↓

サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか | TED Talk | TED.com

 

走り出す前にゴールを決めよう!転職を決意したら目標と妥協点の設定を!

はい、今日の転職ネタは「目標と妥協点の設定」です。実は一番重要なポイントはコレだったりします。転職活動に際しては、自分の目標と妥協点を決めておきましょう。目標値と妥協点が分からなければ、方向性も決まらないし取捨選択も出来ません。まずは「絶対に譲れない条件」と「妥協しても良いポイント」を自分自身と話し合いましょう。

譲れない条件は3つ!「ベルリン勤務」「日本市場担当」「就労ビザサポート」

私の場合、譲れないポイントは3つです。「ベルリン勤務」「日本市場担当」「就労ビザのサポートがあること」まずベルリンという街が好きでここまでやってきました。1年近く住んできてやっと趣味も友人の和も広がり生活も楽しくなってきたんです。ああ、ベルリンに来て良かったなあと実感する瞬間が増える度にどんなに大変でも頑張って行こうと思えました。だから私の第一条件は「ドイツに住めること」よりも「ベルリンに住めること」です。日本人街があり求人も多いドュッセルドルフやフランクフルトなども街に移住すれば可能性も広がるかもしれませんが、私の本意ではありません。だから「ベルリン」にこだわることは難しくもあり、大きなモチベーションでもあります。次に「日本市場担当であること」に関しては、完全に私がスキル不足だからです。「日本人であること」が私の強みであり、それ以外でヨーロッパ人に勝るスキルはありません。だからこそココを買ってくれる会社を狙うしか無いと思います。だから業界や仕事内容はあまり重視しません。(いつかはココを重視して行きたいけど、今は我が侭言える立場じゃないので)最後の「ビザサポート」は必須です。なんたって8月末でワーホリビザが切れてしまいますから。ドイツに置ける日本人の就労ビザ状況を見聞きする限り「ドイツ人、またヨーロッパ人でカバー出来ないほどの外国籍の人材を雇う必要がある仕事」をする必要があるようです。だからこそスキル不足の今は日本人スキルを前面に出しつつ、会社からのビザサポートを前提条件に新しい職を探したいと思っています。

 

妥協点は〇〇!自分のスキルと立ち位置を客観視しよう。

その反対として、妥協点は給料でしょうか。一から始め直すのですから、最初からトップスタートの給料は交渉し辛いですね。その為私は現在の会社での給料以上を目標とし、可能であればベルリンの平均値の給料を求めますが、この点は妥協しても全然オッケー。贅沢出来なくても、生活出来れば良いとします。精神の平和と生活の安定が第一条件ですね。その他オフィスが少し家から遠くなってもオッケー。基本答えられることなら頑張って行きたいという姿勢です。

日本での新卒の際に受けていた給料条件や福利厚生、そんなの求めてません。だって私はドイツにおいては「勝手に移住してきた」外国人なんです。ドイツに必要とされない限り基本的な人権は保障されていないとすら思っています。スキルや実績をつまない限り、基本的人権を保守する声すら届かない。それぐらいの心持ちでいないと、ドイツで暮らして行く利点が見えなくなってしまいます。今の自分を客観視して、そこから現状から見えるベストを確実に更新して行きたいと考えています。

 

交渉するポイントも忘れずに!語学学校とフリーランスの仕事について。

その上で「交渉出来たら良いな」と思っているポイントは2つあります。まず会社が「ドイツ語学校に通わせてくれること」ですかね。外国人としてドイツで生活するにあたりドイツ語習得は遅かれ早かれ必須ですから、会社からサポートが受けられたら有り難いし、金銭のサポートが無理でも就業時間の調整など私の努力への理解を示してくれたら有り難いです。

次に「就労ビザ習得時にフリーランスの業務もオッケーの文言をビザに含むこと」です。基本的な就労ビザでは「A社で働いています」という就労先の会社名が記載され、その会社に紐づいたビザとなりますが、ここに「フリーランス業務も平行で行っています」と文言を貰っておくと、就労先以外の業務も行うことが可能。その為A社で販売業を行ったとしても、フリーランスとしてたまに翻訳業を請け負うことも可能。ここから実績をつんで、次回のビザ更新ではフリーランス一本で生活も出来るようになるかもしれません。何が起こるか分からない海外生活。生活の手段はいつだって準備しておきたいですね。

 

不安ばっかりの転職活動の中でも「何故ベルリンなのか」を実感し続けよう。

私がベルリン生活が楽しくなってきたポイントとして友人の存在ももちろんですが、ベルリンならではの生活スタイルに魅力を感じることが増えたことが上げられます。ベルリンの良さ、それは「人生を楽しんでいる人がいる」ことを目の当たりにする機会が多いことだと思います。お金じゃない、見栄や権力でもない。ただ晴れた日に公園に集まって皆でビールを飲むこと。そのままヨガを始めちゃったり、時にはひたすら公園を散歩することもある。こんな何気ない瞬間に幸せを感じている人が多いです。

また趣味を謳歌している人も多く、Meetupという趣味を共有するインターネットを通じたコミュニティー活動では、共通の趣味の仲間と集まって毎週末活動することも可能です。私がベルリンで始めた趣味は2つあって、どちらもあまりお金はかかりません。まずはチェス。隔週日曜日に夕方16:00から黒いつベルグ地区のカフェで玄人のチェスプレーヤーさんにアドバイスを頂きながら少しずつ上達しています。料金は参加費1ユーロとコーヒー代ぐらい。安い!次にボルダリング。毎週2回、水曜日と土曜日に登りに行きますが今では自分用のシューズとチョークも買ってしまいました。でも投資額は100ユーロもしません。ジュムの使用料は日本よりも格段に安く、一回7〜10ユーロ。面倒な入会金などもありません。日本だと入会金1000円に使用量が2000円くらいだと聞きました。

日曜日の午後にコーヒーを飲みながら世界中から移住してきた人達とチェスを打つ時間は知的興奮を与えてくれます。そして仕事終わりや週末のボルダリングジム通いは、非日常的なスリルを味わいながらも確実な成長を感じることが出来るリフレッシュの時間です。天気が良い日に太陽の下、ビールを飲みつつ、外のボルダリングの壁を登る時こそ「ベルリンに来て良かった」と感じますね。日曜日の教会終わりに、チェスクラブに向かう道中もかなり気分がいいです。転職活動の理由はネガティブだったけども、ベルリンの良さを感じる度に「頑張ってベルリンに残れるようにしよう!」と気持ち新たになります。不安や葛藤ももちろんあるけれども、ネガティブな理由よりもポジティブな理由がある方がストレスにだって打ち勝って行けそうです。

ただでさえ海外に置ける転職活動で挫けそうな時ほど、是非とも「何故この国、この土地に留まりたいのか」を自問してみて下さい。そしてもし留まる理由が全く浮かばないときは、帰国も悪い選択肢じゃないと思います。私だって帰国を考えていた時期もありました。でも踏ん張って、生活を楽しむように出掛けて行って、今ではベルリンがもっと好きになっています。もし帰国を検討する場合は「ビザが許す限り最大限滞在してみよう」とか期限付きで前向きに動いてみて、それでもダメだったときは充実感とともに帰国もアリではないでしょうか。どんな選択も選んだからには正解にして行きたいですね。一緒に頑張りましょう!